北京

雍和宮


 雍和宮(ヨンハーゴン、Yonghe Temple)は、清の康熙33年(1694年)に建てられ、胤禎(のちの雍正帝)が皇子の時の邸宅で、雍親王府と呼ばれました。雍正3年(1725年)に雍和宮に改められ、乾隆九年(1744年)にラマ廟が建立されています。雍和宮は三つの牌坊と黄瓦葺きの五棟の大殿からなり、万福閣の白檀でつっくた立っている弥勒仏像は、地下8メートルの部分を含めて高さは26メートルあり、中国最大の木造仏像の一つとなっています。1993年に「ギネスブック」に収録されました。北京最大のチベット仏教寺院です。
 このお寺の隅に「チベット解放」時の写真などが展示してあります。実際には中国共産党人民解放軍による「武力でのチベット侵略」なのですが中国側の主張が読みとれる展示でそれなりに楽しめます。
 
雍和宮の弥勒仏
 
行き方と地図:北京地下鉄2号線の雍和宮駅で下車し南へ500m(雍和宮自体は駅に近いですが入口が遠いです)、または116路、13路バスを利用。
雍和宮の地図
 

 

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